店長日記&お知らせ
ブラックタキシード
2019年01月05日
写真の個体はコイ丹頂♂とレッドテール♀のクロスなのですが、
F1の段階で♂がタキシードっぽい黒い表現になりましたので、
この黒っぽい表現がXタキシードではないと考えられます。
♀個体の方も、黒っぽい感じになりましたので、
どうやらYタキシードでもないと考えられます。
では、何なんだ?と聞かれても困るのですが(笑)
現在のグッピー遺伝の考え方的には常染色体でも、
優性に働く黒くする遺伝形質があると言われています。
まず間違いなく、このタイプの遺伝だと思われる結果となりました。
昔ながらのモスコーにも、この手の遺伝が備わっているのですけど、
今回のコイ丹頂クロスでは黒さがモスコークロスと違い黒色が濃く見えます。
常染色体の場合はホモとヘテロとの違いなんかもあり、
少しややこしいんだけど、現段階では全てがヘテロですが濃ゆいです。
それと性染色体タキシードとの組み合わせも可能なものですから、
下手にクロスしたら、もっとややこしくなるんですよね(笑)
アクアステーションでは従来の性タキと区別する為に、
勝手ではございますが、便宜上ブラックタキシードと名付けます。
あ、そうそう丹頂表現の出現は30匹に1匹ぐらいは出ていますが、
遺伝法則等、謎のまま数年経っていますなww
いやぁ~まったくもって、わからんわ(汗)