店長日記&お知らせ
似非サンセットドイツイエロータキシード
2018年01月13日
サンセットの定義が曖昧化しているように感じます。
サンセットは品種ごとに特徴が違う面もございまして、
胸鰭が白いとか伸びているとかだけでは判断出来ません。
今回はドイツイエロータキシードにだけスポットを当てて書きます。
まずは胸鰭なのですが白い事は絶対要素であります(笑)
徒長に関してはよくわからないww系統による差だと感じています。
それと胸鰭に白さが少しだけ表現するタイプですが、
これはサンセットではないと思います。
現在アクステでドノーマルなドイツメスとクロスをして、
何世代か採りましたがサンセットは得られていません。
ちょびっとだけサンセットと言われていますが、
確かにサンセットを使う事で得られる表現ではあります。
俺もサンセット特有の何かが貰えるのかな?と考え、
サンセットメスとクロスをすればサンセット率が飛躍的に向上するだろうと、
安易に考えやってみたものの、
結果は普通にサンセットを使った時と変わりはなかったです(笑)
あとサンセットの特徴と言えば体形です。
弾丸型ロケットのような体形で、尾筒がすぼむ個体が多いです。
ただ尾筒部は奇形的な個体が多く出現してしまうのも特徴の一つです。
かと言って奇形的な個体を販売するのは心苦しいのでありますが、
現状のサンセット出現率では個体数が少なく、やむを得ない状況でしょう。
そんな奇形的な個体でもサンセット遺伝子の有効利用はアリだと思います。
体の色彩に関してはドイツイエローの場合大きな差は出ませんが、
頭部周辺に金色に輝く個体が出現するのも特徴の一つでしょう。